ヒマジン限定ブレヒロダイアリー

ブレヒロのプレイ日記 Himagine there's no Heaven

アートコンペにまつわる物語 シャベル編 レジェンダリー(完結!)

第1話

アートコンペにまつわる物語 シャベル編 コモン・アンコモン - やろうぜ!マイクリ

第2話

アートコンペにまつわる物語 シャベル編 レア - やろうぜ!マイクリ

第3話

アートコンペにまつわる物語 シャベル編 エピック - やろうぜ!マイクリ

 

 

(まだだ、焦るんじゃねえぞ)

(ヘイ!)

 

オヤジボーンの一味は、でぐのぶとココノカを見つけたが、襲撃はしなかった。

 

しかし、もう我慢の限界だった。手下たちも襲撃したくてウズウズしている。

一番襲撃したいのはオヤジボーンだった!

 

あ!

 

「ココノカ〜!!」

オヤジボーンが、ココノカに襲いかかる。

 

「焦るなって、言ってたよね〜」

喜び勇んで、部下たちもそれに続いた。

 

油断していたココノカは、あっさりと


オヤジボーン一味に捕まった。

 

オヤジボーンが、ケースの中から、喋るシャベルを取り出す。

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「オイ ホネ ナニカ クワセロ」

 

「いてて〜、離せ!」

喋るシャベルは、オヤジボーンに噛り付いた。

 

「オヤジさん、頭がかけてるぜ」

皆が大笑いする。

 

「オイ オマエ ウマクナイ ナニカ ホカノモノ クワセロ」

 

「なんだ、こいつは。まあ、いい適当にその辺のシャベルでも食わせておけ」

 

「オイ ホネ コレ ウマイゾ オレハ ウマイノ スキ オマエ マズイ キライ」

 

「で、お前、金箱を見つけられるのか。まあ、良いか。好きなだけ食わせろ。宴会だ〜!」

 

でぐのぶとココノカは、もう用は済んだと言われ、解放された。

 

 

 

「ココノカくん、残念だったね。怪我は大丈夫かい」

でぐのぶが、ココノカの怪我を心配した。

 

ココノカは、ボロボロのブックを読んでいる。

「嫌な予感しかしない…でぐのぶさん、みんなの助けが必要かも…」

 

ココノカは、でぐのぶに全てを打ち明けた。

「そんな危険なヤツなのか。オヤジを止めよう」

と、でぐのぶは提案したが、二人とも無駄だと悟った。助けを求めに動き出した方が良い。

 

各ランドのナイトたちと、研究所やぷりぬん軍のメンバーにもお願いしよう。

 

急ぐ、でぐのぶとココノカの背後で、轟音が鳴り響く!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ〜〜〜〜

 

あれは…

 

空に浮かび上がるそれは、100メートルほどの巨大なシャベルだった。

 

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「魔神シャベルだ…」

 

ドス〜ン!!

 

大きな巨体には考えられないスピードで、地面に急降下した。

 

悲鳴が聞こえる。

おそらくオヤジボーン一味が襲われているのだろう。

 

ドス〜〜〜〜ン!!!

 

「ボーーーーーーン!!」

 

遠くで、オヤジボーンの悲鳴も聞こえた。

でぐのぶとココノカは顔を見合わせた。

「急ごう!」

 

 

金箱を手にしようとする者たちのドラマは始まったばかり

次の金箱を手にするのは、君かもしれない。

ただし、喋るシャベルには気をつけよう。